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サイバーエージェント

サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェント

「Amebaスマホ」の大攻勢に続き、今年もクラウドファンディング事業への参入発表や、小学生向けプログラミング教育事業を行う新会社「CA Tech Kids」の設立など、グループ全体で新事業を生み続けているサイバーエージェント。サイバーエージェントは1月31日、2013年9月期第1四半期(12年10~12月期)決算を発表しました。売上高は408億円(前年同期比27%増)となった一方、営業利益は15億円(同68%減)に縮んでいます。スマホ専用サービス「アメーバスマホ」で展開した30億円の大規模広告宣伝が先行費用として、重荷となったといわれていますが、このスマホ事業は今後も展開していくので、問題ないようです。

サイバーエージェントの事業内容

コミュニティ、ゲームサービス「アメーバ(Ameba)」やネット広告代理業を手掛けるサイバーエージェント。インターネットビジネスに特化し、クライアントとユーザーの両方向に接点を持ったビジネスモデルを特長としています。

  • (1)インターネットメディア事業…ユーザー(個人・生活者)の嗜好や広告主のニーズに合わせた情報提供によるメディアの運営・制作と同時に、インターネット上の通信販売(オンラインショッピング)などの電子商取引(EC)をユーザーに提供。
  • (2)インターネット広告代理事業…インターネット専門広告代理店としては国内売上高No.1。Yahoo! JAPANに代表される他社メディアとサイバーエージェントグループメディアの広告を、直接クライアント(法人・広告主)に販売。
  • (3)投資育成事業…インターネット関連企業に対するファインディング及びインキュベーションの強みを活かし、キャピタルゲインを目的とした投資を積極的に展開。サイバーエージェントグループとの事業提携や豊富なビジネスネットワークを最大限に活用し、投資先企業の企業価値最大化を目指す。

「アメーバ」へ急激シフト

インターネット広告の取次事業からスタートしたサイバーエージェントは、スマホ向けコミュニティー・ゲーム事業「Ameba(アメーバ)」を軸とした「スマホシフト」を急いでいます。スマホ向けアメーバの会員数は655万人。わずか半年で400万人以上も上乗せしました。種まきの段階で本格的な収益化はこれからですが、それでも直近四半期、アメーバ事業全体の広告売り上げで、スマホ向けはパソコン向けを超えました。アメーバ全体で得たページビューは、昨年12月で月間120億。それまでの1年間で約3.5倍まで伸ばし、1月は月間133億まで飛躍しました。ちなみに、ネット国内最大手のヤフーがスマホで得たページビューは、昨年12月で月間99億(10~12月の平均)。サイバーエージェントは、スマホに限れば、すでに国内トップクラスのメディアに育ったといえるでしょう。

子会社株や事業売却で巨額特益計上

サイバーエージェントの特筆すべきは純利益の膨らみです。収益は後回しにし、とにかくスマホ上での覇権を握ろうと経営資源を集中投下しているサイバーエージェントは、年間を通した経常利益見通しを100億円(前期比41%減)と公表していまする。そのため、一連の税負担(法人課税、未上場株譲渡課税)などを踏まえると年間を通した純利益は約190億円程度に上るはずです。サイバーエージェントはヤフーにFX(外国為替証拠金取引)事業を売却。サイゲームス分と合わせた通期の特別利益は160億円に上る見込みです。その後、本業の儲けを示す営業利益のほぼ倍に当たる32億円(同58%増)を計上しました。これは、12年末にソーシャルゲーム子会社サイゲームスの株式をディー・エヌ・エー(DeNA)に一部譲渡し、60億円の特別利益が発生したことによるものです。お金の桁が一般人とは違いますよね。

投資事業本部

サイバーエージェントが新たな部署を設置して積極的なベンチャー投資を展開を始め、サイバーエージェント本社内に「投資事業本部」を設置しました。新部署で単純な投資にこだわらず、例えばゲームであれば開発費を一部負担し、売上をシェアするといった施策も準備するそうです。投資の対象とするのは、ミドル、レイターステージの企業。金額もケースバイケースとなるそうです。現時点でファンドは組成していませんが、最大100億円程度の予算を確保し、月1件程度の出資を進めていくそうです。シード、アーリーステージといった比較的早いステージの企業が中心となるCAVの出資先に対して、次の資金調達の機会にサイバーエージェント本体から投資するということもあり得るそうです。

サイバーエージェントと投資
サイバーエージェントは、2004年より子会社(当時のシーエー・キャピタル。同社は現在のサイバーエージェントFX。CAVは2006年にサイバーエージェント・インベストメントとして設立された)を通じてベンチャー投資を開始。ミクシィやドリコムをはじめとして26社で477億円のキャピタルゲインを上げてきました。直近ではCAVだけでなく、サイバーエージェント本体からも投資を実施。スマートエデュケーションやレアジョブなどに資金を提供しています。
人事
現在米国法人であるCyberAgent AmericaのPresident and CEOである宮崎聡氏が本部長に、現社長室長の小野哲太郎氏が投資事業本部 兼 社長室長にそれぞれ就任。サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋氏とともにベンチャー投資を本格化しました。また、サイバーエージェントの子会社で、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)事業を手掛けるサイバーエージェント・ベンチャーズ(CAV)とも連携して事業を進めています。

サイバーエージェントの会社概要

  • 代表者名:藤田晋
  • 本社所在地:東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティ ウエスト21階
  • 設立年月日:1998年03月18日
  • 事業区分:インターネットサービス
  • 上場区分:上場
  • 従業員数:1,561名
  • 決算期:9月
  • 資本金:6,745,147,584 円
  • 売上高:60,115,191,000 円
  • 経常利益:3,722,787,000 円

サイバーエージェントの子会社・関連会社

  • ネットプライスドットコム
  • シーエー・モバイル
  • ECナビ,ジークレスト
  • サイバーエージェントFX
  • アメーバブックス
  • ウエディングパーク
  • サイバー・バズ
  • サイバーエージェント・ベンチャーズ
  • フィナンシャルプラス
  • クラウンジュエル,シーエー・エイチ
  • cybozu.net,フラウディア・コミュニケーションズ
  • ルークス,アドプレイン
  • CAテクノロジー
  • エムシープラス
  • インターナショナルスポーツマーケティング
  • ケータイソリューション

サイバーエージェントの加盟団体

  • インターネット広告推進協議会
  • 社団法人日本広告業協会
  • モバイル・コンテンツ・フォーラム
  • 社団法人日本広告審査機構
  • 安心ネットづくり促進協議会
  • 一般社団法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構
  • eビジネス推進連合会