新経済連盟加盟企業/Google

Google

Googleについて

1998年9月7日、アメリカのカリフォルニア州で創業した、インターネット関連企業の名称、およびこの企業によって提供されるインターネットのコンテンツ検索サービス(検索エンジン)の名称。グーグルは人類が扱う情報のすべてを検索可能にするということを理念として掲げています。インターネット上のコンテンツを検索できるようにしたことに続き、地球上の地図や衛星写真を検索できるようにしたGoogle Map(グーグル・マップ)やGoogle Earth(グーグル・アース)などのサービスも提供しています。個人的にGoogleマップはすごく便利で愛用しています。

Googleの特徴

グーグルGooglは、検索キーワード連動型広告は情報を探している消費者の関心にあった広告が提供できること、また広告掲載料は安価で、広告がクリックされて初めて課金されるといういわゆる成果報酬型広告モデルであったことから、大規模なポータルサイトやニュースメディアに広告を出せないような小規模事業者でも効率のよい広告活動ができるということから注目を集めました。検索エンジン、クラウド・コンピューティング、ソフトウェア、オンライン広告といったインターネット関連のサービスと製品を提供するアメリカ合衆国の多国籍企業です。

Google創業者とCEO

アメリカのスタンフォード大学の学生であったラリー・ペイジLarry Page(1973~)とサーゲイ(セルゲイ)・ブリンSergey Brin(1973~)の2名で創立され、現在でも2人合わせて16%の株式を保有しています。現在の最高経営責任者(CED)はエリック・シュミットEric Schmidt(1955~)です。米Google本社のCEOはラリー・ペイジ。日本法人のグーグル株式会社の代表取締役社長は村上憲郎、辻野晃一郎でしたが、辻野が退社した2010年4月をもって日本法人の社長職は廃止されました。東京オフィスは六本木ヒルズ森タワーにあります。

社名

2000年(平成12)9月に日本語版の検索サービス開始しました。社名であるGoogleの由来は数字の単位であるgoogol(グーゴル)から転じたもので、1グーゴルは10の100乗の意味です。1997年にラリー・ペイジたちが新しい検索エンジンの名前を考えてドメイン名として登録した際、googol.comをgoogle.comと綴りまちがえたのがその起源と言われています。

Googleの特徴

グーグルは、YouTube(ユーチューブ)という動画投稿サイト、Gmail(ジーメール)というメールサービスなど、ウェブ上で使用するサービス(機能)を提供していて、いわゆるWeb2.0とよばれるインターネット中心のコンピュータ環境を提供するフラッグシップカンパニー(旗艦企業)となっています。2008年9月にはInternet Explorer(インターネット・エクスプローラー)、Fire Fox(ファイア・フォックス)といったウェブブラウザーに対抗するGoogle Chrome(グーグル・クロム)のβ(ベータ)版を発表しました。また、技術力や事業内容だけでなく、ユニークな経営手法も話題になる企業です。

検索の特徴

グーグルの検索の特徴は地球上の言語のほとんどすべての言語で検索できること、そして検索結果は多くの人の評価が高いと思われるコンテンツから上位に検索されるところにあります。検索エンジンとしては後発であるものの、リンクの集まる重要なページを上位に表示したり、表示に備えて検索対象のウェブページを保存しておいたりと、それまでの検索エンジンにはない機能によって2002年には世界で最も人気のあるものになりました。

Googleと広告

グーグルは各種の検索サービスを無償で利用者に提供するとともに、検索結果の表示ページに検索キーワードと連動した広告を表示する検索キーワード連動型広告サービスGoogle AdWords(グーグル・アドワーズ)を提供します。現在の年間売上高は日本円にして2兆1千億円 (2009年)という物凄い勢いがある企業です。この大部分が広告料であることを考えると、世界最高の広告塔ともいえ、この広告掲載料がグーグルのおもな事業収入となっています。

Googleと検索の表示順位

具体的な評価関数は公開されていませんが、検索結果が上位に表示されるほど検索結果のクリック率なども高くなるのは当然なので、コンテンツの提供側はGoogleで上位に掲載されること、そして広告がクリックされることを目ざした最適化(オプティマイゼーション)を工夫するようになりました。この最適化はSEO(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)と呼ばれ、現在のインターネットのマーケティング上で必須とされるテクニックになっています。検索結果の表示順位はPageRank(ページランク。リンク構造を解析することで、ウェブページのリンクの量や質などを判断する評価システム)によって判定され決められるそうです。

Googleと広告配信サービス

グーグルでは広告掲載サービスGoogle AdWordsのほか、サイトを運営する個人や企業に対してサイトの内容と関連する広告を配信するGoogle AdSense(グーグル・アドセンス)という広告配信サービスも行っています。サイト運営サイドはWeb広告のクリック数などの実績に合わせた収益を得ることができるメリットがあります。

Googleサービス

Webメールの「Gmail」、地図検索の「Google Maps」、ドキュメント編集サービス 「Google Docs」 など、革新的なサービスを次々とリリースしており、Web 2.0企業と言われることもあります。

検索・画像検索
現在ネットユーザーのほとんどが利用している検索エンジン。「I'm Feeling Lucky」ボタンを押せば、「Doodles」が閲覧できる。調べたい画像をアップロードし、ウェブ上にある類似画像を検索できる。
地図(Google マップ)
通常の地図と衛星写真の表示方法がある。2カ所を指定すると「車・交通機関・徒歩」で何分かが分かる。
Google Play
書籍・映画・Androidアプリ・端末の販売を行うショッピングプラットフォームサービス。
YouTube
動画共有サービス
Google ニュース
ニュースフィードサービス。トレンド、趣味、地域などに応じたニュースフィードを自動生成する。
Gmail
無料メールサービス
Google Drive
無料クラウドストレージサービス
Google カレンダー
無料カレンダーサービス
Google 翻訳
テキスト翻訳サービス。50言語以上に対応
Google グループ
メーリングリストやディスカッショングループを作成可能
Google Scholar
文献の検索サービス
Google ウォレット
オンラインペイメントサービス。Gmailを介しての送金などが可能

Googleと開発

グーグルはモバイルOSのAndroidと、 Chromebookとして知られているネットブック用のブラウザーに特化したGoogle Chrome OSの開発をリードしている。Googleは次第にハードウェアの分野にも進出しています。高性能なNexusを生産している電機製品メーカーとパートナーシップを結び、2012年5月にMotorola Mobilityを買収しています。

Google問題点

競合が存在せず、市場に対する影響力が強大になったことで、個人単位でのウェブの閲覧履歴、メールの内容など、情報がグーグルのサーバーに集中していることを危惧(きぐ)する人も増えてきました。これは個人情報が漏洩した場合に非常に大きな影響があるということ、そして万が一グーグルの経営が行き詰まった場合などに莫大な情報がどう扱われるのかなどということです。人気、勢いがあるとこういった危惧も出てくるのですね。

Googleの今後

グーグルの急激な成長は、Googleのコア検索エンジン以外の分野に踏み出す一連の製品、M&A、パートナーシップを開始したときから始まりました。現在はAndroid OSによるスマートフォン分野開拓に力を入れており、同じくガレージから誕生したアップル社のiPhone・iOSと猛烈な戦いを繰り広げる毎日です。グーグル(Googl)の今後の成長がますます楽しみですね。